編入学は、高望みする制度では無い。
みなさん、編入学って聞いたことがありますか?
編入学とは、簡単に言うと大学の途中から学校に入ること、短期大学を卒業後4年制大学に入ることなどで大学などでよくある制度です。
小学校中学校の転校を自分の意志で転校するものだと考えてもらえるとわかりやすいと思います。
定義的には、その学校に在籍していなかった人が1学年の中途又は2学年以上の学年に、外国にある学校などから入学すること、又は、過去に同種の学校等に在学していた者などが入学することです。
今回は、特に短期大学に進学し、卒業後に4年制大学に進学するという進路の決定についての特に注意する点についてお話します。
いくつか注意する点はありますが、特にお話ししたいのは、
2年間で学力向上の期待は出来ない
という点です。
これは個人差がありますが4年生大学への編入を目指す2年間で学力が向上する範囲には限界があると考えています。
短期大学の2年間では、ある程度しっかりと単位を取ると2年生の前期に卒業に必要な単位数をほぼ獲得できると思います。それに加えて学生ということで生活を少しでも豊かにするために空いている日や夜にアルバイトをしている人は課題も詰めてやっている人も多いと思います。
それに加えて編入学を目指している人は、1年の前期には自分の目指す大学を数校決めておくべきです。
編入学試験は、2年生になってすぐに始まります。理系文系によっても違い、理系のほうが受験が早い傾向がありますが、どちらも5月、6月には普通に試験があります。
できることなら短期大学に入る前に決めておくと楽になると思います。
忘れないで欲しいことは短期大学がの卒業までは2年間ですが入学から受験まで2年あるわけではないということです。
ここが2年間で学力の向上が期待することが難しい理由になります。
約1年で飛躍的に学力が伸びることはほぼないと考えてください。
その理由は、普通に生活をしながら単位を取り、アルバイトをして進路を考えなければいけないからです。一人暮らしならば尚更大変さは増します。
本当に時間はないです。進路が決まって仕舞えば短期大学では時間が余るとは思いますがそれまでは真面目に進路を考えているとそんなに余裕は無いと思います。
正直、約1年で生活、学業など様々なことをしながら学力を上げることは難しく、編入学で選ぶ学校は自分の実力の2段くらい上を目指すといいと思います。結果的にその学校に入らなくても実力から1段上の学校には入ることができると思います。
中には、ものすごい努力をして自分の志望する学校に入れる人ももちろんいますが全ての人がそのように頑張れるわけではありませんし、そのように出来ない理由もある人もいます。
私は、望みが高い学校志望するのを諦めて欲しいわけではありません。短期大学からの編入学は難しいというこの話から頑張らなくなった時に思い出してもらえたり、頑張らなきゃいかないなと少しでも思ってもらえたらと思います。
今回、ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
また立ち寄って欲しいと思います。